半月板障害例:
走る動作は、体重が床方向にかかり、床から反発力が発生する。
足底のアーチと膝の屈曲によってこの衝撃を吸収する。
足部の内容は以前説明したので割愛したいと思う。
身体のコンディションが悪く衝撃が上手く吸収できない、グラウンドコンディションが悪くボコボコした状態、ボールを追いかける競技で左、右と急ターンが多い、これらは膝関節または半月板への負担が増す。
上記内容を細かく言えば、足根関節が回内または回外すると半月板にかかる圧は変わる。
例えば、回外位は内側半月板の圧縮率は高くなる。
足根関節は正常位でも、グラウンドの状態が悪ければ足そして膝関節へ影響する。
その他、脚の筋群が弱くなっても半月板に影響することがある、筋群による股関節内旋位は膝関節を外反位にし、半月板に影響する。
1つの原因だけではなく、複数の原因が考えられるため、いくつもの検査が必要となる。
膝関節の過伸展位、内反位、外反位、過度の内旋位、外旋位は半月板にかかるストレスが増すため、損傷しやすい。
つづく