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健康コラム

カイロプラクティック教本-四肢編13-

◎ 足関節のモーション・パルペーションとマニピュレーション

 

■下肢帯の構造と機能


3.足根部(図24)

 いわゆる足関節は前方移動の支点であり、足弓を形成して衝撃を吸収しつつ滑らかな歩行を助けている。

足根部は距腿関節および7つの足根間関節により形成され、動作としては前者が底・背屈に、後者は共同して内(回外)外(回内)反にそれぞれ働く。

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1)距骨下(顆状)関節(Talocalcaneal joint)

 後踵骨(凹)関節面(距骨下面)と後距骨(凸)関節面(踵骨上面)から成る顆状関節であり、踵部の三角靭帯および踵腓靭帯により補強されている。内、外反時に踵骨が距骨に対してわずかに回外、回内に働く。

2)距踵舟(楕円)関節(Talcalcaneonavicula joint)
 距骨と踵骨で作る2つの関節のうち、前者のそれに舟状骨が加わり、距骨の舟状関節面と前、中踵骨関節面が凸、舟状骨の後関節面と踵骨の前、中距骨関節面が凹で形成された楕円関節である。この関節が底側踵舟靭帯(舟状骨の固定)により補強され、内、外反時にわずかに滑る。

3)踵立方(半)関節(Calcaneocuboid joint)
 踵骨の立方骨関節面と立方骨の後関節面より成る半関節であり、背側、底側の踵立方靭帯と長足底靭帯により補強されている。
 同関節は距踵舟関節と連動して働き、この2つを合わせてショパール関節(Chopart joint)と呼ぶ。

4)楔舟(半)関節(Caneonavicular joint)
 舟状骨および3個の楔状骨により作られる半関節である。内側、中側、外側の3つの楔状骨は横足弓を形成し、骨間楔間靭帯・骨間楔立方靭帯などにより補強されている。

5)楔立方(半)関節(Cuneocuboid joint)
 楔状骨と立方骨で形成される滑膜を備えた半関節である。足骨・足底・骨間の各靭帯により補強され、動きよりも横足弓の維持を助けている。

6)楔間(半)関節(Intercurneiform joint)
 楔状骨間により形成された平面状の半関節で、楔立方関節と同様に滑膜を備え、楔舟関節と関節包を共有する。動きよりも横足弓の維持に働く。

7)立方舟関節(Cuboideonavicular joint)
 立方骨と舟状骨との間の線維性結合による関節とされる。この2骨は楔間関節と同様、足背・足底・骨間の各靭帯により結び付けられている。

8)距腿(蝶番)関節(Ankle joint)
 骨下端および内、外果と距骨の間で形成された蝶番関節である。骨の下関節面、内果関節面ならびに腓骨の外果関節面(いずれも凹面)と距骨滑車(凸面)より成り、同滑車は背屈すると関節窩に左右から挟まれて締まる(安定)。

 関節包は緩く内側(三角靭帯)、外側(距腓・踵腓靭帯)により補強されて、とくに下横腓靭帯が関節窩を深め、距骨の収納を助けている。また、距骨には筋の付着がないため、他の関節と連動し、前、後距腓靭帯がそれぞれ距骨の前方、後方移動を防いでいる。

 このいわゆる足首関節は、体重を足底へ分散させるとともに、足の運動の支点の役を果たし、底・背屈に働く。内・外果を結ぶ運動軸は外側に10°~15°傾いている。


4.腓結合

 骨と腓骨は、その上端では半関節を、また下端では靭帯結合(Interior tibiofibular joint)をそれぞれ形成し、骨間では骨間膜で連結されている。また、外果から来る下横腓靭帯により補強される。

 この部位は、動きよりも深腓骨神経および骨神経からの関節枝が分布していることに注意すべきであろう。


5.足弓

 いわゆる足の3つのアーチは、体重の支持と緩衝および足弓自体の保持に働く。内側縦アーチ(土踏まず)は、踵骨、距骨、3個の楔状骨、第1~3中足骨ならびに長足底靭帯、足底踵舟靭帯、底側中足靭帯、足底腱膜などにより形成される。

 外側縦アーチは、踵骨、立方骨、第4、5中足骨、長、短足底靭帯、足底腱膜などにより形成される。横足弓は足底腱膜および各レベルの足底固有筋により形成されている。





従業員の やる気を引き出す 2

仕事のやりがい

 上でも触れた調査で、「仕事のやりがい」が従業員のモチベーションを上げると回答している企業はなんと89.5%にものぼります。

 どこに仕事のやりがいを感じるかは、人それぞれ違うと思います。
たとえば、「技術を身につける」とか「昇進して偉くなる」とか、もしかしたら「金を稼ぐ」なんていう意見もあるかもしれません。
しかし、仕事のやりがいは、本質的には「人の役に立った」喜びにあるのではないかと思います。

 治療院でいえば、体の痛みなど不調を訴えた患者さんが、助けを求めていらっしゃるのですから、これをいかにやわらげて治すのか。
患者さんが「おかげで楽になりました」と笑顔で帰られる。そういったことが、仕事のやりがいにつながる一つの要因ではないでしょうか。
この喜びに触れることで、ますます技術を高めようとかがんばって、気がついたらお金も稼げるというのが好循環だと思います。


まとめ

 従業員がやる気に満ちあふれて働くというのは、治療院に限らず、どこの会社でもそれが理想でありながら、なかなか実現しない課題だと言えます。

 実は、一番難しいのは、経営者と従業員はそもそも思考が異なるというところではないかと思います。
そういった意味では、この問題は経営者だけの考えではなく、広くいろいろな意見を取り入れながら進めていくことも重要ではないかと思います。

 今回は賃金、評価、やりがいの3つについてお話しましたが、具体的にどうしたらそれらがうまく効果を発揮するのかというところを、次回以降もう少し掘り下げて考えていきたいと思います。

 

 





従業員の やる気を引き出す 1

はじめに

 労務管理というと、法律面のことばかりではありません。
たとえば社員の健康管理とか、人事評価、福利厚生など様々です。
そこで、これまでは法的な労務管理の話題を多く書いてきましたが、そういった話題から少し離れて、今回は「従業員のやる気を引き出すこと」について考えていきたいと思います。


高い賃金

 従業員のやる気の源はどこから来るか?と考えたときに、もしかしたら最初に思いつくのは、より高い「賃金」ではないでしょうか。
 たしかに賃金は低いより、高い方がやる気が出るというのは正論だと思います。
ある調査によると、23.4%の企業が、高い賃金が従業もモチベーションにつながると回答しています。
およそ4社に1社ですから、これを見ると意外と少ないという印象かもしれません。

 賃金は高ければ高いほどいいように思いますが、高い賃金も、それが当たり前となるとすぐに慣れてしまいます。
そう言う意味では、高い賃金は一時的なやる気につながっても、それを維持するのは簡単ではないかもしれません。

 低すぎず、高すぎず、適正な賃金額の設定が最も重要で、歩合や賞与など成績に応じて支給するような賃金をうまく使えば、モチベーションアップにつながると思います。


適切な評価

 人は本能として「評価をされたい」という想いを持っています。
一般的な人事評価システムでは、仕事のレベルに合わせた評価の基準があって、それに従って個々の従業員ごとに評価項目が決められます。

そして、半年~1年ごとに、成果や達成度などを評価して、その結果を賃金などの処遇に反映させます。(図1)

 従業員がいい評価を受けることができれば、賃金が上がったり、役職に就いたりと、モチベーションを上げる要因となるでしょう。一方で、評価制度があっても評価設定が適切ではなく、いわゆるハードルが高い状態だと、なかなかいい評価を得られなかったりしてかえってやる気をそいでしまうかもしれません。

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また、従業員が評価されているのかわかりにくいような場合には、やる気が出にくいです。
たとえば、一応定期的に評価されるが、何が評価されるのかそのときにならないとわからないようなケースです。
何を評価するのか予め明らかにして、それに向けてがんばってもらうというのが正しい順序でしょう。

 評価はなかなか難しいと言うことで、まったく評価せず無視することは最も悪いケースです。
従業員の働きに対して、いいとも悪いとも言わないのは最も良くありません。
悪くても評価される方が、無視されるよりずっといいのです。

 最初に一般的な評価制度の話をしましたが、このようなかしこまった制度が無くても、従業員が良くやってくれたら感謝の言葉を伝えることや、問題があれば適切に指導するなど、日頃の心配りを大切にするだけでも効果があるでしょう。


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つづく





U S A 留学通信

クカレッジウェスト2014年7月期入学
(当組合認定校 日本カイロプラクティクドクター専門学院東京本校33期卒業)
レポーター/志賀松 綾子


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 こんにちは JCDC東京校卒業生の志賀松です。
 2年前にJCDCのアメリカ研修に参加し、Life Chiropractic College Westの人体解剖実習に参加しました。

JCDCに入った当初からD.C.になるのが目標でしたが、アメリカ研修を経験してさらにその気持ちが高まりました。学校を卒業してから渡米し、語学学校に三ヶ月通って、入学許可がもらえました。

 LCCWは入学の時期が年に4回あり、私は7月から始まる夏の学期からの入学になりました。
カリキュラムは二つの種類に分かれていて、12学期と14学期に分かれています。
私は14学期のコースで、あと三年半一緒に過ごすクラスメイトはみんないいひと達です。

学校生活はとても充実していて、楽しいです。
授業は大変な事もありますが、クラスメイトやチューターが助けてくれるのでとても心強いです。

 授業以外にも上級生の生徒が中心になって色々教えてくれるクラブ活動があります。
これは、授業の休み時間に行われ、興味があるテクニックや知識を
得ることができます。
授業で習うテクニックもあれば、ビジネスや患者さんとのコミュニケーションの取り方などを教えてくれるクラブや、学生生活をより充
実に過ごせるように手助けするクラブなど様々なクラブ活動があります。

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 新入生は上級生の初めての患者さんになります。
外部からくる患者さんの前にインターン生として生徒でカルテの書き方、治療の進め方、患者さんとのコミュニケーションの取り方など様々なことをインターンの初めに学びます。

治療を進めていく過程でわからないところや疑問に思ったこともしっかりと教えてもらえるのでとても勉強になります。

 あと、毎週金曜日には全生徒が参加するセミナーの時間があります。毎回違うスピーカーがとても興味深い話をしてくれます。

セミナーといえば、毎年LCCWが主催のWAVEというイベントが8/1-8/2にサンフランシスコで行われました。
このイベントにはLCCWの生徒はもちろんその他のカイロの学校の生徒さんやD.C.の方々もたくさん参加し、カイロプラクティックについてとても熱いスピーチをしてくださいました。

 学校生活が始まった当初は英語や授業やクラスメイトのことですごく不安でしたが、クラスメイトや上級生の生徒がフォローしてくれるので、不安に思うことなく勉強に集中できます。

初めの学期の途中でこれからまだまだ長い道のりですが、がんばって勉強して行きたいと思います。





実践カイロプラクティック 勉強会開催!

臨床現場で役立つ
実践カイロプラクティック 勉強会開催!


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 8月24日(日)、日本カイロプラクティックドクター専門学院東京本校にて山根悟D.C.による「臨床現場で役立つ実践カイロプラクティク」の勉強会が開催されました。
 今回は3時間という短い時間でしたが中身の濃い、熱い講義が展開されました。

 参加された学生は真剣に山根D.C.の説明に耳を傾けていました。講義の中では、山根D.C.独特のユーモアもあり、学生から笑い声が聞こえるなど和やかな雰囲気で展開されました。

 山根D.C.のセミナーや勉強会は、治療家の育成・指導を常に心掛けており、難しい内容をわかりやすくどう相手に伝えるかを工夫され、そして熱意をもって参加者と接しているのが伝わってきます。

 在校生にとって本日が夏休み最後になりますが、有意義な1日が過ごせたかと思います。
 組合認定校として、優秀な治療家を育成していくためにも、勉強会、セミナーなど定期的に開催していく所存です。


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