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健康コラム

労働保険と 社会保険について 2

治療院のための“労務管理”はじめの一歩

たや社会保険労務士事務所 田谷 智広


業務中のケガは事業主の責任~労災保険~

従業員が安全に働くことができるように、職場の安全や衛生に注意することは、事業主の義務と定められています。
従って、業務が原因で発生したケガや病気については、治療費や働けない間の賃金等について、事業主が補償しないといけません。

 しかし、いつどのような事故が起きるかわかりませんし、万一事故が起きた場合に、どれだけの補償が必要になるかは、そのときにならないとわかりません。
労災保険は、万一のときに、このような補償を肩代わりしてくれる制度です。
従って、従業員を一人でも雇う場合は、必ず加入しなければならないものです。
 労災保険は、事業場ごとに加入して、そこで働く全ての従業員に適用されるしくみとなっています。





労働保険と 社会保険について 1

治療院のための“労務管理”はじめの一歩

たや社会保険労務士事務所 田谷 智広

はじめに

 2回目の今回は、労働保険と社会保険についてお話しします。
 「以前はサラリーマンだった」という方ならば、雇用保険や社会保険に加入していて、給料から保険料を天引きされていたという覚えがあると思います。
ところが、今は逆に人を雇う立場となった訳です。
では、治療院で人を雇ったら、社会保険等への加入はどうしたらいいのでしょうか?

 「一般の企業ならば当然加入しなければならないものだけど、個人事業の治療院には関係ないなあ。」もしかしたら、このようにお考えの方もいるかもしれません。
加入するものなのか、しないものなのか、きちんと判断できる方は少ないと思います。
保険の種類は、表1の4種類あり、状況に応じてどの保険へ加入するのか、正しく判断する必要があります。

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自然と生理的環境 >> 歩行と生理 5

鶴ヶ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸 孝俊B.S.C.

 歩くことは人の基本であります。赤ちゃんも歩くことで成長していきます。
子供の成長を見ていても、近年では体力不足をよく指摘されます。

あるサッカーのクラブチームのコーチは、最近の子供たちの技術は凄いものを持っている、しかし基礎体力や基本的な身体が(骨格構造)出来ていないから小学生のうちはいいが、中学、高校になる頃には潰れてしまうと話していました。
まさにそのとおりで、Jリーグユースチームのエースストライカーという子が来院したことがあります。

昨年の得点王を取ったらしいのですが、サッカーは出来ても普通に歩くことはできず、ふらふらしています。
座ると背中が丸まっていて、例えが悪いですが、犬が座っているみたいで基本的な骨格が出来ていない。これで良いのかと頭を抱える始末です。

 現代のストレス社会に生きる大人たちも同じような気がします。移動は車、電車、バイクと歩くことはほとんどしませんし、その割に過剰栄養になりすぎて行き着く果てはメタボリックシンドロームです。

 今回は忙しさに追われて自分自身が負のマトリクスにはまっていたことを実感し、人の健康のそもそもとは、生理的に身体を作り上げ、恒常的に維持していくことなのだと深く思い知らされました。
それは人生と一緒でコツコツと確実に自分の足で歩み続けることなのだと強く思う今日この頃です。





自然と生理的環境 >> 歩行と生理 4

鶴ヶ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸 孝俊B.S.C.

 歩行をサボりがちになってから10ヶ月近く経つので、下腿部が筋肉の張りがなくなりタルタルになっています。
心臓に血液を戻すのは骨格筋の働きが最も重要なのは周知の事実です。
心臓に向かいアウターマッスルは末梢単頭、中枢多頭になっていて、動かすことによりポンプ作用が働きスムースに血液が戻っていきます。

また大動脈弓の形状をよく見ると、サイホン機能をした永久機関になっています。
これらを規則正しく機能させるためには、拍出に合わせるように戻しのリズムを作らなくてはなりません。
そこで歩行です。人は極端な疲労感を感じずにそれぞれ歩くペースがありますが、これが脈拍とほぼ一致していて80拍打つ人は約80歩、75拍打つ人は約75歩と、歩数と脈拍はシンクロしています。
まずはここからと、朝6時から7時までのウォーキングを再び始めました。

 歩き始めてみると、夫婦で歩いている人もいれば、お年寄りから若い人まで、ウォーキングを日課にしている人が多いことに驚きました。すれちがうたびに“おはようございます”と挨拶するのはとてもすがすがしい気分になります。
人間関係の基本のような気がします。毎日の歩行と週に2回の骨盤の整復処置、特殊治具による脊髄神経の排熱処置、胸郭縮小処置、頭軸圧法による構造安定の処置を行い、1ヶ月が過ぎる頃、血圧が不安定だったのが140㎜/hg程度に安定してきました。

2ヶ月目には喘息も治まり、夜間の頻尿も治まり、さらに128㎜/hg~130㎜/hgとほぼ満足する数値まで安定して
きました。3ヶ月を超える頃になると、慢性的にあった頭痛と高い眼圧、耳鳴りがいつの間にか感じなくなっていました。
右大腿部の仮性肥大も左右差で約5㎝あったのが約1㎝程度になりましたので、スタッフに歩様と構造診断をしてもらったところ、まだ少し右足を重そうに上げるがほぼ生理に入ってきたと言ってもらえました。

つづく・・・





自然と生理的環境 >> 歩行と生理 3

鶴ヶ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸 孝俊B.S.C.

 しかしここは私も治療家ですから、なんとか自力で克服しようと症状の解析に入ります。
 右側の坐骨神経痛は、R-ASによる恥骨クランクの上方への変位および固定化したことによって、歩行時の回転応力が抑制され前方への水平応力のみが増大し、耳状面の水平ラインに沿って横軸変位をおこします。
すると歩行時の仙腸関節の運動が強く制限され下肢は内側に余裕がなくなり、患部側の骨盤を大きく持ち上げ下肢を大
きく外回転させなければ歩けなくなります。
結果、股関節周りの筋緊張と大きな回転運動によって坐骨神経の牽引障害がおこっています。

 左右の上肢と下肢は歩行時に連動していますので、右下肢の非生理的な運動は左上肢にダイレクトに影響します。
恥骨クランクは胸鎖関節に、股関節は肩関節にそれぞれ連動していますので、右股関節の応力増大が左肩の動きに影響し、過剰な摩擦を起こしもともと痛めていた左肩の関節炎を悪化させています。

 身体全体の重量バランスとしては、不安定な骨盤の影響で前方へやや傾き、胸腰移行部から上体を起こしバランスしています。
結果、胸郭を拡張して喘息を誘発していると思います。
さらに胸郭膨張が起こると、心臓は縮むことで働く臓器なので、胸腔内が陰圧になると、より圧力を高めて循環を確保しようとしますので血圧は上がります。
体を横にすると物理的に血圧を下げなければならなくなるので体内の水を捨てて内圧を下げ、結果血圧をコントロールしようとしています。夜間頻尿になるのはこのためです。

 また右大腿部は仮性肥大していますので、左肩を外側に張り出すようにして左右の重さのバランスをとっています。
すると頸胸移行部は右に傾き、頭頸移行部はアトラスを右に側転し下顎を右に降り出し頭部の水平を保とうとしています。
結果、以前突発性難聴疾患の記事で書いたように、右の耳鳴り、左の眼圧上昇が起こります。

 まず循環特性を変えて血圧のコントロールをしなければ、頭は慢性的に重苦しく眼も破裂するかもしれないくらいにパンパンなので、危険性の高い症状からアプローチしていきたいと思います。

つづく・・・