鶴ヶ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸 孝俊B.S.C.
歩行をサボりがちになってから10ヶ月近く経つので、下腿部が筋肉の張りがなくなりタルタルになっています。
心臓に血液を戻すのは骨格筋の働きが最も重要なのは周知の事実です。
心臓に向かいアウターマッスルは末梢単頭、中枢多頭になっていて、動かすことによりポンプ作用が働きスムースに血液が戻っていきます。
また大動脈弓の形状をよく見ると、サイホン機能をした永久機関になっています。
これらを規則正しく機能させるためには、拍出に合わせるように戻しのリズムを作らなくてはなりません。
そこで歩行です。人は極端な疲労感を感じずにそれぞれ歩くペースがありますが、これが脈拍とほぼ一致していて80拍打つ人は約80歩、75拍打つ人は約75歩と、歩数と脈拍はシンクロしています。
まずはここからと、朝6時から7時までのウォーキングを再び始めました。
歩き始めてみると、夫婦で歩いている人もいれば、お年寄りから若い人まで、ウォーキングを日課にしている人が多いことに驚きました。すれちがうたびに“おはようございます”と挨拶するのはとてもすがすがしい気分になります。
人間関係の基本のような気がします。毎日の歩行と週に2回の骨盤の整復処置、特殊治具による脊髄神経の排熱処置、胸郭縮小処置、頭軸圧法による構造安定の処置を行い、1ヶ月が過ぎる頃、血圧が不安定だったのが140㎜/hg程度に安定してきました。
2ヶ月目には喘息も治まり、夜間の頻尿も治まり、さらに128㎜/hg~130㎜/hgとほぼ満足する数値まで安定して
きました。3ヶ月を超える頃になると、慢性的にあった頭痛と高い眼圧、耳鳴りがいつの間にか感じなくなっていました。
右大腿部の仮性肥大も左右差で約5㎝あったのが約1㎝程度になりましたので、スタッフに歩様と構造診断をしてもらったところ、まだ少し右足を重そうに上げるがほぼ生理に入ってきたと言ってもらえました。
つづく・・・