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健康コラム

手技療法家のための整形外科学整形学検査法 vol.002

JCDC札幌校 学院長 川人誠司B.S.C.

 

 

≪胸部・腰部の疾患≫
 
【脊柱機能解剖】
 脊柱は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎と5個が癒合した仙椎および3~5個の尾椎より形成される。
脊柱の中には脊髄神経(第1頚椎~第1腰椎)と馬尾神経(第1腰椎~第1仙椎)が入る脊柱管がある。
各椎骨の前部には椎体があり、後部には関節突起があり椎間関節を形成する。
この椎間関節は四肢の関節と同様の滑膜を持つ関節である。
 
 上下に隣接する椎体とは互いに椎間板によって連結する。
椎間板は円板状の繊維軟骨で、周辺部は強靭なコラーゲン繊維が輪状に織り成す繊維輪からなる。
その中心部の水分に富んだゼリー状の柔らかい組織からなる髄核と椎間板は、椎体の上下に挟まれクッション作用を発揮する。こ
 
の関節には滑膜組織は存在しない。
 
椎体椎間板の前方には強靭な前縦靭帯があり、脊柱の過剰な伸展可動を防いでいる。
 
椎開板の後方には後縦靭帯、脊柱管には黄色靭帯、棘間靭帯、棘上靭帯(頚椎部では項靭帯)が存在する。 
ともに脊柱の支持に重要な靭帯である。
 
 
 
次回に続く




自然と生理的環境≫癌とは何か

鶴ケ島 カイロプラクティックセンター

院長 船戸孝俊B.S.C.[2012.3.7の続き]
 
 
 
 ではこのHIF-Iは異常遺伝子なのか?
 
 母体の中の初期胎児は、胎盤が不完全で血管が少なく血涙が不足し低酸素の状態で分裂していかなければなりません。
また胚が成長するにつれ、分裂した細胞が器官を形成するために、細胞が移動してそれぞれのグループに塊を作っていきます。
 
 まさにこの低酸素状態のときに細胞の増殖、移動に大いに働くのが、HIF-1遺伝子です。
 
 つまり元々備わった種を保存するためには絶対必要な遺伝子だったのです。 三億年前の恐竜の化石に癌細胞が発見されているという事実もあります。
つまりHIF-1遺伝子は、生物が発生する過程でとくに初期段階で、無くてはならないものなのです。
それが皮肉なことに癌細胞の増殖、浸潤にかなり強く関与しています。
 
 ここまででわかることは、RAS遺伝子も、HIF-1遺伝子も、私たちの身体には必要不可欠なものであり、その存在は常に癌とは隣り合わせで、表裏一体の関係です。
それを踏まえて視点を変えて考えてみると、なぜ昔より今現在の方が、癌の発生率も死亡率も多くなっているのでしょう。
 
 
 例えば、現代の慌ただしい社会の中で、食事が不規則かつ日本人には不適切な高脂肪で高カロリー、睡眠不足、運動不足、養生を忘れてすぐ薬(イヒ学物質)に頼る、これだけではなく全ての生活環境が強く影響して、一番大切な自己免疫の働きを忘れているように思えてなりません。
人類は何かこの得体も知れない癌という化け物に対して、何か戦い方が間違っているのではないかと感じています。
 
 次回は、癌と免疫絹胞との不思議な関係や、新しい抗癌剤として注目されている、ある身近な物質に注目して考察していきたいと思います。
 
 
 
終わり




自然と生理的環境≫癌とは何か

鶴ケ島 カイロプラクティックセンター

院長 船戸孝俊B.S.C.[2012.3.6の続き]
 
 
 
 マサチューセッツ工科大学ロバート・ワインバーグ教授は、
1982年に初めてがん遺伝子を発見しました。毎日数千億個以上の細胞がコピーを繰り返していますので、2000や3000個の細胞のコピーミスは普通にあることです。
生きていること自体が癌を生んでいるのです。
 
 ワインバーグ教授は、細胞の中の遺伝子の一つRASに着目しました。
 
細胞の中では、人の脳で理解しきれないほどの遺伝子が、パスウェー(信号経路)によって情報のやり取りをしています。RASはその中の一つで、細胞を分裂させ細胞を増やす役目を担っています。しかしこのRASに異常をきたすと細胞を増やす命令だけが暴走してしまいます。
すると細胞が成熟して活動、そして役目を終えると死滅するというプロセスが行われず、成熟出来ない、つまり正常に働けない細胞をどんどん分裂させて増やしてしまうことになります。
 
これががん遺伝子RASの暴走です。
ある標本に、宿主が死んでからも50年間衰えもせずさかんに分裂しつづけている癌細胞があります。まさにRASが暴走したパスウェーの異常信号です。
 
 
 現在の最先端の抗がん剤の分子標的薬は、この異常パスウェーの入り口を塞ぎ暴走を止めようというものですが、遺伝子異常は一人一人違うのでなかなか的を得られない、うまくはまったとしてもRASそのものが自らを変化させて、パスウェーの途中から異常信号を出したり、まったく違う経路でがん遺伝子が働きだしたりするので、そうなるとこの抗がん剤も何の意味もなくなってしまいます。
この働きが、癌が化学物質(抗癌剤など)に耐性を持ち自らを進化させている状態であり、癌細胞が旺盛に増え続ける原因の一つです。
 
 ジョーンズ・ホプキンス入学のグレック・セメンザ教授は、癌の浸潤に関する遺伝子を発見しました。HIF-1遺伝子です。癌は自ら血管を増やしながら分裂増殖していきます。
 
しかしそのとき中心部は徐々に低酸素な状態になっていきます。
 
癌細胞が大きくなればなるほど中心部分は低酸素になっていきます。
この低酸素領域で生き抜く能力や、そしてそこから移動して新しい癌細胞のドームを形成するための能力を与えているのが、HIF-1遺伝子の働きなのです。
 
実はこれが浸潤をバックアップしています。
 
 
 
次回に続く




自然と生理的環境≫癌とは何か

鶴ケ島 カイロプラクティックセンター

院長 船戸孝俊B.S.C.[2012.3.2の続き]

 
 
 菌類や小さな虫から人類に至るまで、DNAはすべての生物に共通の遺伝物質で、生物がどのようなたんぱく質をいつ、どれだけ作るのかを決めています。
DNAは非常に重要な物質なので容易には変化しない、例えば、犬は生まれた時から犬であって、途中から猫になったりはしません。
 
だから遺伝子は不変と思いがちですが、それは違います。生物史的に100年や1000年という比較的短い時間では変化は起こらない。しかし、何万年という長い時間を経過するとDNAは十分に変化を起こします。
 
現に、非常に長い時間をかけて遺伝子が変異を繰り返して、我々人も進化してきたのですから。
 
しかし一日という短い時間の中でも、細胞分裂を繰り返しながら絶えず変化をしています。その変化にも、内因的なものと外因的なものがあります。
 
 
 まず内因的なものは、細胞が分裂して新しい細胞が生まれます。
この時にDNAが非常に高い精度でコピーされます。しかし100%完璧ではなく、ほんのわずかですが、コピーミスが起きます。
このエラーが素早く修復されれば、新しい細胞のDNAにエラーは伝わらずに分裂が繰り返されますが、修復されずに、エラーがそのまま変異として新しい細胞に伝わることもあるのです。
これは自然に起こる変異なので、自然突然変異といいます。
 
 対して外因的なものは、DNAに働く物理的あるいは化学的要因のこと言います。
 
物理的刺激は、紫外線、X線、放射線、薬物などで、DNAにぶつかってダメージを与えます。
イヒ学的刺激は、外部からやってくる有害物質のことで、例えば、石油や石炭などの化石燃料が不完全燃焼する時に発生する物質ベンツピレンがあります。
 
これはそのままでは有害ではないですが、体内にある酵素と反応することによって毒性の強い物質に変化します。カビによって生産される物質アフラトキシンなどはDNA、RNA、たんぱく質と反応して強い毒性を発揮します。
 
 これらの変異が遺伝子に起きる時、ある特定の変異が組み合わさることで、新しい遺伝子ができます。もしこの新しい遺伝子が、生物が生きるのに有利に働くのならば、その生物はその遺伝子を子孫に伝えることにより、新しい生物を生み出す、つまり進化が起きるわけです。
 
生物の進化は、遺伝子が変異することによって獲得してきた長所です。
しかし長所ばかりではなく、その短所とはまさに癌細胞発生そのものです。
 
 
 
次回に続く




自然と生理的環境≫癌とは何か

鶴ケ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸孝俊B.S.C.

 

 つい数週間まえに、義父に肺癌が見つかりました。

しかも、脳から骨まで全身に遠隔転移をした状態のステージ5だというのです。突然のがん告知にまで至るというあまりに早い展開に、家族は非常に困惑しました。これをきっかけに知り得たことと、私なりに感じたことを、2回に分けて記したいと思います。


 まず前半は、癌の発生機序となぜ医療が発達した現在でも撲滅できないのかを考えていきたいと思います。
 現在日本の癌患者の死者数は年間約33万人、世界では年間約800万人とも言われています。世界で癌制圧に掛けた資金は数十兆円を超えるそうです。


 1971年ニクソン大統領の癌戦争宣言の後、世界中の英知を集めての研究が行われました。科学的手法で撲滅を狙いましたが、発見した薬剤はどれも生命を脅かす劇薬ばかりでした。約40年近く経った今では、抗がん剤で完治が期待できる癌(急性白血病、悪性リンパ腫、精巣腫瘍、絨毛癌)が幾つか見つかっていますが、全体には思うような結果につながっていないようです。


 例えば膀胱癌などは、単発でなく多発の場合などは手術をしても再発必至で、浸潤の状態が粘膜下層で留まれば5年生存率は80%ほど保てるが、筋肉層まで到遠していれば遠隔転移の可能性が大きくなり、5年生存率は25%まで落ちるそうです。現代の最先端の医学を駆使しても撲滅できない癌、この得体のしれない化け物の正体を知りたいと強く思いました。


癌とは何か。

正常細胞と癌細胞、電子顕微鏡の映像を観ました。

そしてその境界がほとんど判らないものだということを知り、驚きました。腫瘍があるのだから、もっとこれが癌だとはっきり境界があるものだとばかり思っていたのです。ではこの正体は何なのか?

正常細胞の変異が癌だとよく言われていますが、そうだとすればDNAに何か問題が発生するのではないかと考えて、そこのところから調べていきました。

 


次回に続く