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健康コラム

「北海道元気まつり」 No.1

~心と身体のワンダーランド~ 2012

「北海道元気まつり」

参加報告

2012年10月27・28日

札幌アスペンホテルにて


 去る10月27. 28日、 JCDCのホリスティック海外研修 担当の立場で「北海道元気まつり」に参加した。

 まず、開幕から驚愕してしまった。それは各種代替療法の一体化だ。ただ会場に集まって居るのではなく、皆が繋がっていて、これから学園祭でも始まるかの様な一体感である。まさしくテーマに
因んだ、~心と身体のワンダーランド~に相応しい空気だ。

 そもそも個立した縦社会の強いイメージが蔓延する日本国に於いて、ここまで代替医療の横繋がりを実現した JCDC北海道校 学院長 川人誠司先生に敬意を払いたい。

photo1

 我々は生業として日々カイロプラクティックの施術を行っているが、実はこれも歴とした代替医療の一つである。

 そしてこの会場、全ての皆が互いを尊重し受け入れ一つの社会が出来上がっている。主催者、ホテル、セラピスト達、そして客人達だ。

 内容はこうだ、ホテルの大広間に各種セラピー14のブースを設け、参加者は3,500円(当日4,500円)の料金を払い3種のセラピーを受けることが出来る。

別室では医師を始め料理研究家や健康管理士など6人の講演を受講でき、体験スタジオではピラティス、ヨガ、体操、ストレッチ、リラクゼーション音楽を受ける事ができる。

またホテル側が提供する食事もビッフェスタイルで終日自由に摂ることができ、アルコール(別途費用)も嗜めるほどだ。

 会場は開幕から一時間程で参加者でいっぱいに
なった。

 早速、私も講演を聴きに(メイプルの間)に入る、講演者は実行委員長、川人誠司先生の「死ぬまで歩こう!」

 聴講者が座りきれず、後ろの方では立ち見で聴かれる方も居るなか、講演は始まった。聴講者の年齢層は50~60歳代が多いように思えた。

 後に述べさせて戴いている代替医療の話しから切り出し、自然治癒力の活性に代替医療が不可欠であると展開し、代表的な疾患の種類を画像を使いながら解りやすく丁寧に説明され、その起因に
ついてヒートアップしていく。
起因、そこがポイントで、なぜそうなったか?予防はできなかったの
か?


つづく





ソーシャルメディア利用に関する 労務管理 3

トラブルが起きたときの対処

トラブルが起きてしまった場合は、トラブルの火を消すことも大事ですが、ここでは労務管理上のことに限って話をすすめます。

トラブルの程度にもよりますが、規程の定めに則って、懲戒処分を検討します。
軽い事案については、懲戒処分ではなく注意にとどめて、再度繰り返した場合には懲戒するという手順になります。

懲戒する場合にも、初回は始末書をとるなどの軽い処分から初めて、繰り返す場合には減給や出勤停止、懲戒解雇など重い処分を段階的に適用します。

もちろん、悪質で重大な場合には、最初から重い処分も可能ですが、よく事案を見極めてどの程度の処分が適切か判断する必要があります。
あまり一方的に処分をすると、懲戒権の濫用となって、処分そのものが無効となることも考えられます。

また、実際に損害が発生した場合には、損害賠償の問題が出てきます。
労務管理上で注意が重要なことは、損害賠償について予め金額を決めることは法律違反になると言うことです

たとえば「ソーシャルメディアの書き込みが原因で起きた損害については100万円賠償する」というような約束はできません。
したがって、誓約書例のような、「責任を負う」という文言になります。

実際の賠償額については、実損害や責任の割合によるこ
となので、ケースバイケースですから、ここでは割愛します。


まとめ

ソーシャルメディアは気軽で便利なものですが、ひとたび不適切な発言をすることで、あっという間に取り返しのつかないことにもなり得るものだと言うことを、認識しておくことが必要です。

また、それが治療院としての発言でなくても、従業員が個人的に発言した内容にもかかわらず、さまざまな情報が引き出されて、治療院の問題とすり替わってしまうソーシャルメディア独特の怖さもあります。

分単位、秒単位で情報が広まっていくだけに、事が起きてからの対処は不可能といえます。
未然防止のために対策を検討して下さい。






ソーシャルメディア利用に関する 労務管理 2

トラブル防止策

 ソーシャルメディアにおけるトラブルを防ぐためには、それを使う人が情報に対する意識レベルを高く保ことが重要です。
多くの場合、書き込んだ人は「たいしたことがない」とか「そんなに問題ではないだろう」と軽い気持ちで書き込んでいるはずです。

 また、たいした内容でなくても、不適切な内容の書き込みを探して興味本位で炎上させるような人たちもいます。

 トラブルを起こさないために、まずはソーシャルメディアの利用に関する誓約をとり、従業員の意識を高めましょう。(誓約書例参照)

どういう情報が重要なのか、治療院と従業員の間で意識を統一しておくことが必要です。
具体的な書面という形にしておけば、「この情報は慎重に扱わなければならない」と、より認識が一致します。

 また、トラブルのもととなるような書き込みの抑止力になることが期待できます。

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 実際問題として、どこまでが適切でどこからが不適切かという線引きはできません。
しかし、治療院や患者の利益を守ることと、一旦トラブルになれば従業員にも何らかの責任が生じる可能性があり、軽はずみな行動で従業員にそのような責任が生じることを未然に回避することを目的と考え、トラブルのもととなるようなことをしないような体制を作ることが重要です。

 また、誓約書と同時に、雇用契約書や就業規則等でも「ソーシャルメディアの利用について、誓約書を遵守する」とい
うような条項を定めておくことも必要でしょう。

 なぜなら、これを破った場合には、懲戒の対象とすることができるようにしておきたいからです。

 ソーシャルメディアは個人の利用だけでなく、治療院のアカウントをスタッフが書き込みするケースがあると思います。
この場合にも、誓約書と同様の一定のルールを設けて、トラブルにつながる書き込みが起きないように注意することが必要です。



つづく





ソーシャルメディア利用に関する 労務管理 1

はじめに

 フェイスブックやツイッターなどのソーシャルメディアは、今やほとんどの人が利用していると言っても過言ではないと思います。
一方で、急速に発展したソーシャルメディアに対して、これを規制するようなルールの整備や、利用者の危機管理意識が追いついていないと言えます。
そのため、不用意に発した一言が大きな影響を持ち、思わぬトラブルになるケースも増えています。

 今回は、今や生活の一部となりつつあるソーシャルメディアの利用と労務管理の関係について考えていきます。


 ソーシャルメディア利用と問題点
ご存じの通り、ソーシャルメディアは誰でも簡単にアカウントを取得して、気軽に利用することができるサービスとして急速に普及しています。
ソーシャルメディアを使えば、誰でも情報を公開したり、意見を発信したり、有名人と友達に(なったような気に)なれたりするわけです。

ソーシャルメディアを利用することは、全く個人の自由ですが、そこに書き込まれる内容に注意を払わなければ、問題となることがあります。
大きな問題になればマスコミでも取り上げられますのでご存じの方も多いと思いますが、たとえば店員が有名人の来店について書き込み、大きな騒ぎになったケースなどがあります。
また、このような書き込みは、驚くべき早さで日本中どころか世界中に伝播します。

気がついたときには何千万人が知っている…なんていうこともあるわけです。
冒頭にも述べたように、明確なルールなどが無いため、利用者の倫理観に左右されるところがまだ大きいと言えます
具体的には、次のようなことを書き込んだ場合に、トラブルに発展することが考えられます。

・患者さんのプライバシーに関わること
・同僚や上司などのプライバシーに関わること
・個人の治療の内容にかかわること
・職場の様子やノウハウなど(秘密)情報
・特定の相手を非難するような内容
・治療院の評判を落とすような内容


例えば、従業員Aさんのアカウントから「○○さんが●●治療院で○○の治療に来ています」等の書き込みがあった場合に、単純にAさんがプライバシーに関す情報を漏洩しただけのように見えますが、Aさんが●●治療院で働いていると言うことが、Aさんのアカウントのプロフィールから判明したり、Aさんの書き込みに対して「Aさんって●●治療院で働いていますよね」などの反応があることも考えられます。

こうなると、「●●治療院は勝手に患者の情報を流すのか!」となり、そこから炎上して治療院の評判や信頼を一気に堕とすことに発展する可能性が十分にあります。


つづく





骨盤部機能解剖 2

 恥骨結合は左右の恥骨が正中線上で向かい合ってできる連結である。
結合面は、薄い硝子軟骨でできる恥骨円板が介在する。結合上緑部を上恥骨靭帯、下緑部を恥骨弓靭帯が結合の強化をしている。

恥骨は骨盤アーチの直接的な体重負荷部分ではないが、骨盤前面の支持を補足的に行う。

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仙腸関節は脊柱と下肢をつなぐ骨盤との間にあり、体幹の荷重を下肢に伝え、脊柱と骨盤を支持する機能と関節としての可動性を持つ重要な関節である。
一般的に動かないものと考えられていたが、近年の研究により可動性については、明らかになっている。

器質的な問題が認められない「いわゆる腰痛」の原因として、仙腸関節を取り上げることは、今日の整形外科領域においても多くなりつつある。

 関節構造としては滑膜性関節と強靭な骨間仙腸靭帯、および強固な周囲の靭帯による繊維性靭帯結合からなる、複雑で特徴的な形態をしているため、可動性は少ないが、腰椎と下肢の緩衝作用をなしていると考えられる。
荷重性の高い構造を持つ関節面は、荷重線に対し垂直に近いため関節機能障害を生じる原因にもなる。

仙腸関節は、外傷や炎症など各疾患に罹患することも多い関節である。また滑膜関節で、可動関節なので変形性関節症も発症する。

 仙腸関節の位置は、おおむね第1から第3仙骨棘結節の間に存在し、ブーメラン型といえる仙骨耳状面と腸骨耳状面とで構成され、強い靭帯で結合されている人体の中で最大の滑膜関節である。
関節面上も不規則な凸凹が複雑に組み合っていることが、他の滑膜関節と比べ特徴といえる。

 運動として基本的には、脊柱の運動に伴って仙骨の前後屈運動が左右の腸骨間で生じている。(微小ではあるが、動態として屈曲、進展、一方向への側屈、一方向への回旋と複合して生じる動態を併せ持つことが認められている。)
また、歩行時は腰椎や股関節と連動して、左右の仙腸関節は複雑な強調運動が行われていると考えられている。

運動に関与する筋は仙骨、寛骨に付着する筋であるが、主動作筋は存在せずに、周囲筋の相動的収縮により行われることに
なる。
骨盤部に付着しない筋であっても、歩行や姿勢制御に関与する筋は、仙腸関節の運動に間接的な影響を与える。

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 仙腸関節周囲は前仙腸靭帯、後仙腸靭帯、仙結節靭帯、仙棘靭帯、腸腰靭帯などが存在し、その中でも強靭な後仙腸靭帯は豊富な神経組織を有している。

これらの靭帯は解剖学的関係からも仙腸関節の動的制御に関与しており、運動にも影響を与えている。