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健康コラム

自然と生理的環境 >> 最近の医療の動向を考えて 1

鶴ヶ島 カイロプラクティックセンター
院長 船戸 孝俊B.S.C.

 最近裁判員裁判が行われ、一つの判決が出ました。
この裁判員制度に並行して検察審査会の制度が法改正になったことを知っている人は意外に少ないと思います。

 この制度は、これまで最終的には検察官に委ねられてきた起訴ないし不起訴の判断について、一定の場合には一般市民で構成される「検察審査会」の判断に拘束されるというものです。
つまり一般市民の意見、患者側により近い判断が下されることになります。

医療はいかに高度な教育と訓練を受けているとはいえ、人の行う行為です。
想定も出来ないような病状であったり、処置の範囲を超えて病状が進んでいたり、手の施しようがないこともあります。
これにはみなさんも承知のとおり、不確実性と限界があります。

 それでは、不当な起訴を防ぐために、私たちの立場でどのような対策がとれるでしょうか。
そもそも刑事事件の対象にならないようにすることを考えなければなりません。
対象となった医療事件のほとんどが、患者遺族からの告訴、告発がなされた事案であることから、日頃から患者さん及びその家族と十分なコミュニケーションを確保し予後不良な患者さんや、急変の危険性のある患者さんなどは特に、そのような認識を共有することが大切ではないかと思います。

 以上のことを踏まえ、私なりに目の前にある諸問題にどのように対応してきたかを、少々記してみたいと思います。


つづく





片頭痛における発作間代謝変化:ボクセル基準FDG-PET研究 8

(米)ライフウエストカイロ大学元講師
米国公認カイロドクター
学長 小倉 毅D.C.

Conclusion(結論)

 本研究では、FDG-PETの使用により片頭痛患者の発作間欠期における代謝変化が発見された。
発症期間が長期化すると糖代謝が低下し、発症頻度の増加が中枢疼痛ネットワークに関与する特定の脳部位に代謝異常に起因することが示唆された。

table4


 





片頭痛における発作間代謝変化:ボクセル基準FDG-PET研究 7

(米)ライフウエストカイロ大学元講師
米国公認カイロドクター
学長 小倉 毅D.C.

Correlation analysis(相関解析)

 発症期間との比較において明らかな負の相関が両側島/下前頭葉(BA 13/47)、膝部を含む両側前帯状回(BA 24/32)、両側海馬傍回(BA 28)、右上側頭葉(BA 22/38)、左中側頭葉(BA 19)、左小脳後部にみられた(uncorrected P<0.001;
Table 2, Fig. 2)。SVC後では両側島、ACCに有意差がみられた(corrected P<0.05; Table2)。
また、左前頭葉、頭頂葉白質に顕著な正の相関がみられた。

 生涯発症頻度との比較では顕著な負の相関が両側下前頭葉(BA 45/47)、右島(BA 13)、左前帯状回(BA 24)左小脳後部にみられた(uncorrected P<0.001; Table 2)。SVC後では前帯状回に有意差がみられ(corrected P<0.05; Table 2)、正の相関はみられなかった。

table3

つづく





片頭痛における発作間代謝変化:ボクセル基準FDG-PET研究 6

(米)ライフウエストカイロ大学元講師
米国公認カイロドクター
学長 小倉 毅D.C.

Results(結果)
Group comparison(グループ間比較)


 補正なし比較では、片頭痛患者群に両側島(BA13/47)、両側前部帯状回(ACC, BA 24)、両側後部帯状回(PCC, BA 31)、二次体性知覚野を含む両側側頭葉上部、左運動前野(BA 6/9)、左一次体知覚野(BA 3)に顕著な代謝低下がみられた
(Table 2, Fig. 1)。
代謝亢進については脳全体いずれの部位にもみられなかった。

table2

つづく





片頭痛における発作間代謝変化:ボクセル基準FDG-PET研究 5

(米)ライフウエストカイロ大学元講師
米国公認カイロドクター
学長 小倉 毅D.C.

Results(結果)
Clinical features(臨床的所見)


 最終的に20人右利きの片頭痛患者が選択された(4人オーラ有、16人オーラ無、男3人、女17人、年齢20~40歳、平均年齢34.0±6.4;Table 1)。
平均発症年齢24.1±6.8(14-34)歳、平均罹患期間9.9±4.6(3-19)年、発作期間29.8±19.4(8-72)時間、平均疼痛スケール2 . 8 ± 0 . 4 ( 2 - 3 ) 平均年間発作回数41.9±12.5(24-60)回、平均生涯発作頻度450±313(72-1140)回であった。

12人の患者は発作時に経口薬t r i p t a n を摂取、5 人はergotamine-caffeine、3人は非ステロイド系抗炎症剤を摂取していた。

table1

つづく