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健康コラム

自然と生理的環境 >> 重力と無重力 3

 日頃足のむくみやすい人がはくものに、弾性ストッキングやふくらはぎを締め付ける靴下があります。
これらは立ち仕事の人やデスクワークの長い人などに、多く愛用されています。(最近では足を細く見せるために使用している人もいるそうですが。)

これらは重力により下方に下がる体液を、しっかりと支え地上での起立時の全身における体液分布を、コントロール出来るだけの膜の圧力を作っていることになります。
着用すると、脚が軽く感じられるようです。

 人体の中でこの役目をしているのが、境界膜と筋膜になります。
おもにどの筋膜かと言えば、腓腹筋を代表とする下肢体の筋肉群の筋膜です。
これらの筋肉は末梢単頭中枢多頭の構造をしており、形状そのものがポンプの役目をしている、形状ポンプ機構しています。さらに下肢体の静脈の走行は、下から上に向かって、下肢の筋肉群と同じディフューザー機能を併せ持っています。

 これらは歩行をすることにより、ゆるんだり締めあげたりしながら血液を心臓に戻していく役割をし、血液がめぐります。個体ごとに疲れない程度の歩行速度は、心拍出量と同じリズムを刻むことは以前にも書いたと思います。

 筋肉が作り出した体温は血液が運びますので、滞留した状態が長くなれば、鬱対した部分の温度は放熱により下がります。これが冷え症の正体の一つです。
無重力空間にいると使われない筋肉は、廃用性委縮の原理が働き筋肉の質量は減り、筋膜はたるみます。
これほど急激ではありませんが、座っている時間が長く、移動は電車や車、休日にはゴロゴロして過ごし、近くのコンビニに行
くのにも自転車を使って自分の足で歩かない・・・という、現代の人々によくある日常生活は、かなり似ている環境なのではないでしょうか。

 人は重力に抗して二足直立し歩くことで人らしさを育んできました。
 この重力に対応しない現代の生活習慣は、まさに宇宙飛行士が遭遇するいろいろな弊害に酷似しているように思えてなりません。

新しい宇宙医学という分野には、人の免疫や細胞の発達や委縮、老いに似た現象や病気の発生など、まだまだいろいろなことが隠されているようです。
今後は臨床と照らし合わせながらわかった事などを報告できたらと思います。






自然と生理的環境 >> 重力と無重力 2

 私はこの一節に、病気の根幹を感じました。まず無重力の中で、一番最初に起こる体の変化は、血液を含む体液変化です。
地上では、起立位で体液のほとんどは下肢の方に下がっています。
これが無重力になると、重さの影響がなくなりますので、全身にわたって体液分布が平均化します。

この結果上半身は下半身に比べると、もともと体液が少ないのが生理なので、むくんだようになり顔がパンパンに腫れあがります。
これがよく宇宙飛行士の間で言われるムーンフェイスです。
皆さんもこれに似た経験をしたことがあるのではないでしょうか。

逆立ちをすると顔が腫れたような感じがしますし、朝目覚めた時に少々顔がむくんでいたりします。
宇宙飛行士が経験するムーンフェイスは、最初の1週間程度がピークで1ヶ月を過ぎる頃になると、元の顔に戻ってきます。
これは、胸腔内と脳周辺に血液がたまり内圧が上がってしまうため、自律神経の防衛作用で排尿量を増加させることで水分量を調整し適正圧に近づけようとした、身体の適応反応の流れです。

 これと同じ症状は地上でも身近なところで起きています。
高血圧の患者さんが、しばしば頻尿になったり、眠ろうとするとトイレに行きたくなったりします。
これがまさに脳に対する液圧調整を行っている姿です。
降圧剤などの効果は、利尿作用を促しこの液圧調整反応を強めて、上昇した水圧を調整しています。
そして行き着くところ、血液が濃くなって血栓を作り、心筋梗塞や脳梗塞などの重篤な問題を作り出すことになるのです。

 さらに宇宙空間の場合、一旦むくみもとれ適応しても帰還時にも弊害を起こします。無重力になれた体は、そのまま重力空間に戻ると、体液は、約2ℓ近く損失していたまま上半身から下半身へ移動し、下肢に向かって体液が引っ張られると、絶対液量が少ないため一時的な頭部の血流不足を起こし、起立性低血圧でふらついたりします。

宇宙飛行士は帰還する前に、イオン水のような吸収の良い水分を2ℓ近く飲み、減っている体液を補います。
そしていよいよ帰還するときにはGスーツというものを着こみます。
これは体液が急に下肢に下がらないように、下半身を一定の圧力で締め付けるもので、一過性の脳貧血を予防する目的があります。


つづく





自然と生理的環境 >> 重力と無重力 1

 今年も新しい年を迎えて、いかがお過ごしでしょうか。
昨年からさらなる不景気が押し寄せてきています。
そろそろ底を見たという人もいれば、まだまだ続くという人もいます。我々の業界にもかなり影響が出てきているようです。
こんな時代だからこそ、本当に良いものだけが残っていくように感じられます。

 現在病気は60万種以上あるのではないかと言われていますが、現状に把握されているものだけでも20万種はあり、そのうち現代医学で対応可能なのは、2万種程度だともいわれます。
どんなに発達した最先端の医学でも、やはり現状での限界があります。

 原因不明の難病と言われることがありますが、現象が存在しているのですから必ず因果関係は存在するのが科学の常識です。
この不明な点を解明するヒントが、日本ではまだなじみが薄い宇宙医学という分野にあるように思えたので、今回は紹介をしてみたいと思います。

 この宇宙医学は、NASAではずいぶんと研究が進められているようです。
ある著書にこうあります。

 過酷な訓練に耐えた宇宙飛行士が宇宙から戻ってくると、その肉体に年老いた人と同じような兆候が見られるのはなぜだろう。
無重力状態で宇宙飛行士の肉体に起こる変化は、老化の症状とあまりにも似ている。立っていても座っていても、歩いたり走ったりしていても、私たちを地面に引きつけている重力は、私たちの骨や筋肉や身体の感覚をいつも刺激して、良い状態に保つ働きをしているらしい。
だから重力の影響を受けない宇宙空間では、宇宙飛行士は一時的に老いてしまうのだ。

家に閉じこもってゴロゴロして過ごす、ちょっとした移動にも歩かずに車を使う、まるで重力の恩恵を避けているような生活は、歳をとって辛い症状に悩まされる原因である。


つづく





外 側 膝 痛 ~近位脛腓関節サブラクセーション~

3.近位脛腓関節サブラクセーション
 この障害も膝外側に痛みを感じます。
他の障害と異なる点としては、突然の痛みと足根関節の捻挫がこの障害と関連します。
その他、下腿の不安定性と放散痛を下腿外側に感じるでしょう。

原因:
 最初に足根関節と腓骨の動きの関連性について説明します。
足根関節の背屈と底屈動作に影響され、腓骨は動きます。
足根関節の底屈動作は腓骨を下方と内方に回旋します。
反対動作の背屈は腓骨を上方と外方に回旋させます。
これらの関連した動作は例えば突然足根関節が力強く底屈した時、腓骨は下方位した状態で固定され、腓骨筋群の筋力は抑制されます。

または、レッグ・カールでハムストリングスの短縮緊張が腓骨頭を後方に引っ張り変位することもあります。
腓骨頭の変位は腓骨神経を圧迫し、下腿外方に放散痛をまねきます。

評価:
腓骨頭の動きをモーションパルペーションで確認します。
脛骨の正常な位置も確認します。脛骨の内旋位または、外旋位によって腓骨も変位するので必ず脛骨と腓骨の位置を確認します。
足根関節の正常な位置と動きをパルペーションで検査します。

関節の位置と動き以外に痛みの個所も確認します。

治療:
腓骨のサブラクセーションをアジャスト足根骨のサブラクセーションをアジャスト足根関節の不安定性
:初期はテーピング
:後期は筋力を回復させ、反応と反射の回復に努めます。

腓骨そのものは治りが早いが、足根関節の安定性には時間がかかるため、選手にはリハビリの有効性を納得させ、根気強く続けさせることが大事です。

 今回の内容はアスリートに限らず、健康維持のために運動をしている人にも多くみられます。
カイロプラクティックはこれらの状態に非常に有効です。
今回の内容が治療に活かしていただければ幸いです。

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外 側 膝 痛 ~膝窩筋腱炎~

2.膝窩筋腱炎

この障害もITB症候群と似た症状で、痛みの部位も外側膝関節周辺に表れます。
主に、ダウンヒル・ランニングやジョグ・ランニングをする人に多い障害です。

原因:
この障害に関する筋は膝窩筋で作用は2つです。
1つは下腿の内旋です。但し、非加重で膝関節が屈曲している状態です。
もう1つは、歩行時や走行時に生じる足底からの衝撃を若干の膝屈曲で吸収する働きです。

第2のショック・オブザーバーと言われています。
これらの作用が過剰になると膝窩筋腱炎になります。

評価:
外側側副靭帯付着部より前部に圧痛。または、外側側副靭帯後部に圧痛。
膝窩筋の筋力テストによって痛みを誘発。
その筋力テスト法とは、検査術者は下腿外旋する方向に少し回旋しその動きに合わせるように患者は下腿を内旋させ抵抗します。
これにより内旋力が確認できます。筋力低下や痛みが誘発されれば陽性です。
もう一つの検査は、患側に体重を乗せて膝を30°程度屈曲し、大腿を内旋させて痛みまたは、心地悪さがあれば膝窩筋腱炎の疑いがあります。

治療:
膝関節の内旋変位の原因となる他の関節のサブラクセーションをアジャストします。
関節の可動域減少と筋の柔軟性低下は筋緩和によって改善させます。
関節機能と筋機能が改善するまで、競技は休み、安静にします。
痛みの改善が治療後2~3週間後に見られるようであれば、リハビリをプログラムに従って行います。
ITB症候群と膝窩筋腱炎は症状と部位が近いため診断を間違えないように。