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健康コラム

論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 7

7.脳由来神経栄養因子

 脳由来神経栄養因子(BDNF)は、1982年、ドイツの神経科学者により初めて豚の脳から精製され、現在では、海馬や大脳皮質、前脳底部など広範囲の中枢神経系から発見されている。
最近、我々はCFSネズミ実験において海馬のBDNF mRNAが減少しているということを発見し、BDNFはCFS発症において重要な要因であると仮定した。

 BDNFレベル低下、特に海馬における低下は、しばしばCFSの主な症状と関連する。例えば、運動障害はCFSの主な症状の一つであるが、運動は脳機能の促進に中心的役割を果たしている。
ヒトでは、短時間の運動後直ちに血清BDNF生成が拡散する。ラットなど齧歯動物では、ホイールランニングにより海馬のBDNF因子とプロテインレベルに上昇がみられた。
 
欝や不安感などCFSの他の症状においても海馬BDNF mRNA減少が考えられる。
認知機能障害もBDNFレベルに影響することがラット実験及び細胞実験により報告されている。
睡眠無しのラットからも海馬BDNF低下が報告されている。従って、CFSの主な症状は海馬におけるBDNF mRNA分泌を減少させる可能性が考えられる。
海馬BDNFとCFSとの関連、少なくともおもな症状との関連について更なる集中的な研究が望まれる。





論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 6

6.視床下部-下垂体-副腎系及び副腎皮質ステロイド

 慢性疲労とコルチゾル分泌低下との関連についての最初の研究は、1981年、Poteliakhoffによって行われた。
その研究に続き、多くの研究により、副腎皮質ステロイド分泌低下とHPAaxisのfeedback促進に関することがCFS研究課題となった。

反対に、CFSにおけるHPA axis機能低下についても研究されたが、未だこれらの異常がCFSの一次的要因なのか二次的要因なのかは解明されていない。
しかし、例えHPA axis機能異常が二次的要因であるとしても、それらがCFSでみられる症状の確かな要因であることは明らかである。

 





論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 5

5.症状に関連する神経画像変化

 脳のどのような異常がCFSの様々な症状に関与するかは未だ解明されていない。
報告されている灰白質ボリュームの減少は、CFSの中心的症状である活動障害に関与すると考えられる。

また、右前頭前野灰白質ボリュームの減少は、疲労感の重症度と関連する。しかし、Cookらは、精神的疲労は、頭頂葉皮質、帯状回、下前頭葉皮質、上側頭葉皮質、小脳、小脳虫部など数部位の灰白質及び皮質下部脳活動と深く関連することを示している。

 精神医学的症状もしばしばみられるCFSの主訴である。
精神症状のないCFS患者では両側中大脳動脈分布皮質領域で血流減少が報告されたが、精神症状を持つCFS患者では左中大脳動脈分布領域のみに血流減少が報告された。

更に、T2強調MRIにおいて精神症状を持つCFS患者、健常コントロール群との比較で、精神症状を持たないCFS患者ではより脳の多部位に異常がみられた。
皮質下白質の小さな点状の高信号という大脳変化が精神症状なしCFS患者の特に前頭葉にみられ、精神症状ありの患者でそれらはみられなかった。





論文紹介:慢性疲労症候群中枢神経系 4

4.脳容量減少

 CFS患者と健常コントロール群との比較において、脳ブリュームの有意差が報告されている。
この異常は、臨床MRI検査において白質のみならず灰白質にも発生している。

Natelsonらの報告によると、52人のCFS患者MRIにおいて白質に増大したT2シグナルがみられ、脳室及び溝に肥大がみられた。
しかし、de Langeらの研究では、28人のCFS患者において顕著な灰白質全体にボリュームの減少が報告された。
OkadaらはCFS患者の両側前頭前野に灰白質ボリューム減少がみられたという類似した結果を示した。

 興味深いことにCFS患者と健常被験者とのMRI比較では海馬に有意差はみられなかったが、proton magnetic resonance s p e c t r o s c o p y では、一般的神経学的集積であるN -acetylaspartateの集積に顕著な減少がみられた。





ガンステッドテクニックのブートキャンプセミナー3

第2回目のセミナーはブートキャンプで、前回の復習になります。

前回の練習を踏まえて、ブートキャンプでは注意ポイントの確認のあと、患者、ドクターが入れ替わりひたすら練習です。
前回の時は、あまりしっくりとしていなかった自分のポジショニングが、ブートキャンプ時には、違和感なくすることができていてうれしかったです。

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サービカルチェアの練習時には、前回気を付けていたことが、強く意識しなくてもできていたことがすごくうれしかったです。

第1回目と2回目のセミナーの間は約1か月間あいていますが、学校のガンステッドテクニックの授業やクラブで練習があって、良い復習の機会になりました。

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これからも、このセミナーで覚えた体の使い方や、感覚を忘れないように練習していきたいと思います。

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