カイロプラクティック学校、整体学校の日本カイロドクター専門学院・国際基準の教育でカイロドクターを養成します。

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健康コラム

USA カイロプラクティック留学通信 1

レポーター/
ライフカイロプラクティックカレッジウェスト2006年7月期入学
(当組合認定校 日本カイロプラクティックドクター専門学院東京本校13期卒業)
金井 雅人

 ご無沙汰しております。ライフウェストの金井です。
少々間が開きましたが、皆さん如何お過ごしでしょうか。
僕のこの学校での生活もいよいよ大詰めに差し掛かり大変忙しい毎日です。
まだまだ乗り越えなければならない試験やクリニックのノルマが残っているので、完全とまではいかなくても一筋の光は見えてきた感じがします。

今回はその多忙の合間を縫って6月の終わりから7月の始めにかけて行ってきたガーナへのミッション・トリップ(Mission Trip) について書いてみようと思います。
 ミッション・トリップというのはカイロプラクティックの啓蒙活動を兼ねた、主に第三世界と呼ばれる開発途上国への旅行のことです。

うちの学校に限らず、他のカイロプラクティック大学にも同様のミッション・トリップがあり、行く国は各学校様々です。
ライフウェストではエル・サルバドルへのミッション・トリップが代表的で、毎年2週間程夏休みを利用して上部頚椎矯正専門の先生と生徒達が中心に行なっています。
僕が参加したガーナ・ミッション・トリップは初回が2年前で今回が3回目です。
エル・サルバドルの方は学業平均値3.0以上が必須条件ですが、ガーナの方はクリニック・インターンであること以外は無条件で参加でき、またガーナという国には特別な思いが以前からあったので迷わずそちらを選びました。

その特別な思いというのが5歳の時まで遡ります。
ロッテのガーナ・チョコレートを初めて食べて「ガーナって何?」と父親に訊いたのでした。
そしてその時にガーナが西アフリカの小国であることを知り、「チビクロサンボがいるところだな」くらいに感じていた僕の為に
大きな世界地図を買ってきてテーブルの上に置き、さらにその上に透明のビニールシートを被せていつでもガーナを見えるようにしてくれたのが父親でした。

僕の地理好きが芽生えたのはそれ以来だと思います。
またガーナというと尊敬する野口英世が黄熱病の研究の為に渡るも、自らが罹患して亡くなってしまった国でもあるので不思議な縁を感じたのも参加理由の一つです。


つづく





自然と生理的環境 >> 体育とスポーツ 3

 そして今までとは逆の左の非荷重を起こしたので、左の腹腔下部がやや膨張してきます。
すると下行結腸もやや膨張します。
重力の作用が強調され、腸管内の内容物の落下速度が速くなり、十分に吸収されず排泄過程をとりますので、結果下痢を起こします。

このまま時間が経過すると、腸管自体が内容物の通過速度を調整し始めるので、次の段階では便秘傾向を取るようになります。
この系のスパイラルにはまると、なかなか正常な排便サイクルに整復するには時間がかかることが多いように思います。

 そうなると身体は全体の重心のバランスを取るために、右側に体液移動をします。心臓自体は中央にありますが、心先部は左側に向いています。
先端部に液圧がかからなければ、ポンプの役目を十分に果たすことができなくなり、空打ち現象をつくってしまうことになります。

 マラソン選手などが、ロードを全力で走ってトラックに戻ってきて、最後のスパートをかけたときに突然死をする例が過去にありました。
これがまさに心臓を限界まで使ったところに、空打ちによるキャビテーションで心臓麻痺を起こした例です。

 この選手も、オーバーワーク気味かなと思う時には、きまって脈の乱れを感じるとも話しています。
しかしこのような危うい状態でも、なんとかバランスを保ってトレーニングを行っていました。

 本来なら身体の事を考えて処置をして、全てを生理的にバランスさせたいのですが、まだ現役で来年も箱根のレギュラーを目指していますので、それを考慮した形で処置をしました。

 歩行は必ず片足が地面に付いて移動しますが、走は両足が必ず浮く瞬間があり、後ろ足で蹴って前に推進し前足で着地することを繰り返します。
すると、もともと回転運動の恥骨クランクは、強力な縦のせん断破壊応力を受けます。
本人に現状を理解し承諾をしてもらい、骨盤輪が致命的な応力を受けないよう注意をしながら元の左荷重、右非荷重に矯正し、下腿部と臀部の筋肉の調和をとり、関節を破壊しないようけん引力をかけないように注意しながら、筋肉のストレッチをすることを指示をしました。

 今回の事例では、長年かけて作り上げてきた競技のための身体さえも、たった一度の尻もちで、全てのバランスが崩れてしまうという、外力の影響の大きさに驚いたと同時に、改めて、スポーツ選手の体調管理の難しさを感じました。

体を育む事(体育)は、本来体を作り上げていくものですので治療行為は必要ない運動であるはずです。
でもスポーツは、確かに身体を鍛え上げはしますが、治療行為が必要になる非生理的運動です。
 治療家として今回の処置は正しかったのか。
いつもスポーツ選手の相談を受けると考えさせられる事の一つです。

臨床家の皆さんはどのように対処されているのでしょうか。






自然と生理的環境 >> 体育とスポーツ 2

 トラックは左回転に走ります。すると左足より右足の方が外側を回ることから、左足がコンパスます。
重心は左荷重、右非荷重になります。

ではロードに出るとどうでしょう。
駅伝やマラソンでは、通常左走行をします。道路は断面でみると、雨天時の水の流れを考慮して中央が高く端に行く
ほど低くなります。
左右の足の設置を考えるとやや左足の方が強く設置します。ここでも重心は左荷重、右非荷重の傾向をとります。

 この選手は左重心の状態でバランスを取って、日々の練習から試合までスピードを保持して、トップで競技をしてきました。
 そして、1年前頃に階段から落下して、臀部を強打しています。
やや右側から打っているそうなので、右の骨盤は坐骨に後方からの応力がかかり、後下方に回転変位をおこします。

そうすると右足は短くなることから、重心は右側に傾いていることが考えられます。
このことにより関節の可動域、それぞれの筋肉の活動量のバランスが乱れた状態で普段の練習メニューをこなそうとすると、走るという動作に余計な負荷がかかることになります。

趣味で走っているくらいなら大した問題ではないですが、トップで常にレギュラー争いをしているレベルの選手には致命的な問題になります。
 そして実際いろいろな弊害が出てきています。

この選手は右股関節の違和感、特に詰まるような感じがしていると話しています。
急激な衝撃により外傷性の加速度損傷を起こしたため、右仙腸関節の噛みこみを起こし股関節はやや内旋位で、足
の振り出しがあまくなり走行時の地面反力の干渉ができず、その代償を股関節に受けてしまっているようです。

また左股関節は主な荷重側だったはずなのに、急激に右荷重に移行したためコンパスの中心が右に移動し、左足の振り回し運動を強要される形になり長年かけて作り上げてきた、競技者としての身体のバランスが壊れ、左足を振り回すことによる歩幅の調整をした結果、関節が離開しゆるんだような感じで走りにくくなっていたのだと思います。

 走る時に大きく関与してくる筋肉に腰筋群があります。
中でも注目されているのが大腰筋で、腰椎前面から骨盤内腔を通り大腿骨内側に付くこの筋は、足を前に振り出すのに大変重要な役割をしています。

脚の長さや回転のバランスが不均等になっている状態で、強度の高い運動を行っているために、大腰筋の疲労が激しく、過緊張しているのが歩容やパルペーションなどで確認できます。
これがトレーニング後の下腹部の違和感につながっています。


つづく





自然と生理的環境 >> 体育とスポーツ 1

 今回は、スポーツ選手の体調管理の難しさについて症例から実感したことを考えてみたいと思います。
私の母校、東洋大学陸上部の駅伝部の選手からの相談です。

20歳男子10月20日来院

○長距離を始めて6年目、毎日の練習は、午前にトラックを14km程度、午後にロードを12km程度の走り込みをしている。

○6か月前から特にトラックを走っている時に、左右の足の違和感。右の股関節のつまり感、左の股関節の緩む感じがある。

○本人としては少々オーバーワーク気味かと感じている。練習後には左股関節の緩み感が残り、下腹部周りに重だるい感じになる。

○1年前に階段から落下して、尻もち外傷の既往あり。その少し後から慢性の下痢を起こすようになった。
 
 尻もち外傷を起こす前は、身体に違和感を感じることはなかったそうです。
どうもこのあたりがバランスを崩すきっかけになっているような気がしました。
外から受ける応力が内部にどのように影響するかを考えてみましょう。

 

つづく





膝関節・半月板の機能と障害予防 5

障害の予防:

 カイロプラクティック療法-アライメントと関節の可動域を主に診る。以下の部位が主だった個所である。
足根関節、膝関節、股関節、仙腸関節、脊椎の一つでも機能低下すると全体のバランスが崩れ、パフォーマンスに影響する。

後に、負担個所にスポーツ障害が発生する。関節の状態を診る以外に筋群も大事となる。
幅広い知識と偏らない技術がスポーツ選手を救う。

次号も続き膝について話しをしようと思う。

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