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健康コラム

思わぬ不祥事から身を守る 2

組織の体質と労務管理の改善

 はじめにも述べたように、ネット上の常識を逸脱した行動が後を絶ちません。
しかし、これを単純に彼らの個人的な常識外れな行為で片付けてもいいでしょうか。

ご紹介したとおり、不祥事が起こりやすい会社には、職場の風土や労務管理の方法に問題点を抱えている可能性が高く、不祥事を起こさせるスキを与えているとも言えます。
手をこまねいて見ているだけではなく、できる対策はしておくべきでしょう。

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組織風土の改善は、経営者が先頭に立ってできることです。
良くも悪くも、組織のカラーは経営者で決まります。
常に正しい考え、正しい行動をしていくことが大切です。
従業員は、見ていないようでよく見ているものです。

労務管理については、規程の整備は不可欠です。
連載の第13回で「ソーシャルメディア利用に関する労務管理」を掲載しましたが、これも参考にしていただければ幸いです。

また、規程は作っただけでは意味が無く、運用をして初めて効果があるものです。
してはいけないことを明確にして、違反があれば適切に対処することで、経営者の本気が伝わり問題行動の抑止力となります。


まとめ
報道を見ていてもわかるように、従業員の非常識行為であっても、会社や店舗のイメージダウンは避けられません。
治療院においても、不衛生なイメージ写真が投稿されるなど、悪いイメージが広まれば大打撃を受けることも考えられます。

上で紹介したような問題を起こした従業員は、軒並み軽い気持ちで行動しています。
これに対して治療院がどこまで教育して、トラブル防止策をとるのか疑問に感じる部分もあるかもしれませんが、結局被害を受けるのは治療院ですから、やるべきところはやっておかないといけないでしょう。

今後、故意にこのような行動に出る社員がいないとも限りません。何も起きていないときこそ、絶好のチャンスです。






思わぬ不祥事から身を守る 1

はじめに

 最近はツイッターなどのソーシャルメディアを利用して、従業員が不適切な写真を投稿し、コンビニやファミレスが大きな被害を受けたニュースが続けて報道され話題になりました。

これまでは、ニュースなどで報道されるような不祥事というと、会社がらみというイメージでした。
しかし、今回の事件でコンビニのような個人商店規模でも不祥事が大きく取り上げられる時代になったと実感させられます。

今やネット利用を止めることはできません。
今後もこのような不祥事が増えるかもしれません。
今回は、ネット社会ならではの思わぬ不祥事ついて考えてみましょう。


不祥事の起きやすい会社とは

一般論としてどのような会社で不祥事が起きやすのでしょうか。
いくつか例をあげてお話しします。

① 利益最優先

会社は利益を出さないといけませんので、利益を追及することは悪いことではありませんが、度を過ぎるの
はよくありません。
最近社会問題化している「ブラック企業」にもこのような傾向が見られます。
大量に従業員を採用し、重いノルマや長時間労働を課し、安い賃金で使い捨てる。

定義はいろいろあるようですが、ブラック企業と呼ばれる典型です。
あまりに利益にこだわるため、従業員には非情と言えます。
このような環境では、従業員も会社に当然非情です。
会社を困らせる事など全く心が痛みません。
むしろ、困らせてやろうと考える者も出てくるでしょう。


② 犯人捜し・隠蔽体質

 何か問題が起きたときに、犯人捜しに終始して、組織として再発防止策を考えない。
そういう会社では結局何度も同じ問題が後を絶ちません。問題点を謙虚に受け止めて、組織として改善する事が重要です。
また、問題を隠したがる体質も問題です。

少し前に食品偽装問題が連発しましたが、「従業員が勝手にやった」「知らなかった」など、とても消費者からすれば納得できない、信頼を欠く態度を見れば明らかです。


③ 問題を起こしたときの処分が甘い

 問題を起こした従業員に対する処分を適正に行わないと、組織秩序を保つことが難しくなり、「この程度は大丈夫」と従業員に勘違いをさせる可能性があります。
会社は仲良しクラブではありませんから、問題に対しては適正な対応を常に行うことが重要です。

 また、日頃から、「どういったことをしたら問題行動となるのか」を、周知することが必要です。

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つづく





頚部脊椎症

 頚椎椎間板や椎間関節、椎体の退行変性が基盤となって、種々の症状を引き起こす疾患である。
首・肩甲骨周辺の痛み、肩こり、腕・手指への痛み・しびれなどを呈す。
しかし画像診断で変性が認められたとしても主訴の原因か否かの評価が重要である。
一般的に中年以降に多い。


■問診ポイント

1.主訴を正確に把握し関連症状の有無を確認。
 ⇒肩こり(僧帽筋部痛など)のことがある。
 ⇒仕事等の姿勢・動作が過度の負担になっていないか。

2.上肢へしびれ、手指運動障害を伴う場合は、神経根(脊髄)圧迫の可能性。

3.安静時痛、夜間痛のある場合は、腫瘍性疾患や炎症性疾患を考慮する必要あり。

4.基本的には頚椎の運動に伴って生じる頚部痛。

5.現在治療を受けている場合は、その内容を確認。

6.外傷の有無を確認。(現在・過去)


■症状
・3つに大別できる。


頚椎症状
頚肩部の疼痛、運動制限(長期で進行)など。
 ⇒起床時などの動作開始時に強い症状が出現し、動いているうちに症状は軽減する。
 ⇒時には根性疼痛が急激発生。(神経根炎による)

神経根症状
 上肢へのしびれ・放散痛、知覚異常、筋力低下、筋萎縮など。

脊髄症状
 上肢・下肢腱反射亢進、歩行障害、痙性麻痺など。


■理学所見
1.脊椎可動検査。どの方向への制限があるのか、どの方向で疼痛が誘発されるか。
 ⇒側屈・回旋が加わる方向への動きにおいての誘発が多い。

2.棘突起叩打痛の有無。一般的に頚椎症では叩打痛は認めない。
 ⇒叩打痛がある場合は腫瘍性・炎症性疾患の存在を疑う必要あり。

3.頚椎神経根圧迫テストにより、上肢への放散痛やしびれが誘発されれば神経根症の可能性。
 ⇒電撃痛が発生する場合は脊髄の障害も考慮。

4.神経根症状を有する場合は、責任高位を確定するため神経学テストを行う。

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X-ray:椎体前、側、後方に骨棘形成と椎間板腔狭小化が特徴的。

M R I:椎間板の変性の有無とその程度の判定に役立つ。
脊髄、神経根への圧迫の有無、骨棘や 膨隆椎間板などと神経組織の相互関係を確認できる。

C T:横断面で骨棘の有無、形態を評価できる。周辺靭帯の骨化・石灰化とそれらによる脊柱管内の評価に役立つ。

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寝違え

 頚部に無理な力が加わるのが原因。寝相が悪い、深酒をして寝る、乗り物の中で寝る、慣れない柔らかすぎる枕で寝るなど、頚部に負担をかけることが起因になり頚部に痛みを発生させる。
一般的に朝起床時に起こったものをいう。中高年初期に多いともいわれる。


■問診ポイント

1.一般的な問診が基本

2.日常で多い姿勢、動作や症状出現以前の頚部の状態や状況を確認。
 ⇒労働者の場合は作業内容の確認も必要。

3.来院時までの症状の経過は詳細に聞く。
 ⇒特にその症状を解剖学・運動学的に分析し、どの関節、筋肉がストレスを受けているかを考える。

4.何をすると辛くなるのか、何をしているときが辛いのかを聞き出す。
 ⇒特にその状態を解剖学・運動学的に分析し、どの関節、筋肉がストレスを受けているかを考える。

5.頚部痛以外の症状出現の有無。
 ⇒斜角筋による腕神経絞扼症状や頭痛の出現の有無の確認も大事である。

6.以前にも同症状の経験がある患者には、そのときの経過、治療、処置の有無と効果を確認。


■症状

 初期では痛みによる頚椎の可動制限を。特に回旋・側屈運動時に疼痛が出現することが多い。
自動車などの運転による発進・停止・振動によっても疼痛が誘発されることが多い。
一般的症例を見ると2~3日でほぼ軽滅する。一週間以上経過しても改善しない場合はほかの疾患を考える。


■理学所見

 問診、症状を確認した上で重要視しなければいけないのが、炎症の有無、経過状況である。
痛みが増強しているのか、軽減しているのかによって判断し、炎症症状による特徴を十分考慮することが大切である。

1.視診:前・後・側面からのバランス、各ラインをチェック。
 ⇒頚をはじめ脊椎の生理的弯曲の状態、側弯の有無を確認。

2.可動テストによる自動、他動時の部位・症状の出現または変化を確認。
 ⇒できる限り筋性か関節性かの判別。

3.触診による頭頚部、上背部や肩関節周辺部の筋の緊張状態、圧痛点を確認。
 ⇒「肩こり」の項参照。

4.患者の(片側)胸鎖乳突筋の過緊張により、斜頚位の存在も少なくない。


■治療のポイント

 炎症が考えられる場合は、冷却や休息(RICE)の必要性を指示し、治療内容を判断し、治療後の結果を推察し、患者に対して的確な説明が求められる。
これから予想される痛みの経過を把握した上で、どうアプローチ(急性期治療)をしていくかが重要である。


■画像診断
 器質的疾患の可能性があれば、X-ray、MRI、CTなどの画像診断を進める。特にX-rayでの椎骨間不安
定性の確認は必要。しかし画像診断所見から症候性か無症候性かの判断はできない。





カイロプラクティック教本-四肢編10-

◎ 四肢をつなぐ関節のメカニズム(その5)


■関節の治療へのアプローチ


 関節にサブラクセーションが存在すると、筋の短縮や持続的な伸展が起こる。例えば不良姿勢や疲労の蓄積により筋のトーヌスが乱され、結果として組織損傷が起こり、さらには炎症へと発展する。
そして循環不全による浮腫あるいは発生物質の産生が起こる。

 同時に、炎症による浸出液により組織内圧が亢進して組織間の抵抗増大や機械的圧迫による疼痛がみられる。
これにより、筋のスパズムが発生して痛みが悪循環に陥る。
加えて、炎症時に感応する侵害受容器は組織熱の上昇により、その感受性が増大することが知られている。

 要するに、それら多くの症状は最終的には関節の機能障害か、ジョイント・プレイの喪失にあると言えよう。
だから、動きが制限されている(正常ではない)関節を分離し、次いで、固定されている方向に矯正することである(この場合、脊柱に関しては複数の方向に矯正する)。

 そのためには、
①まず熟練したリコイルやテコ作用によるインパルスを与える、
②ハイパーモビルはリコイルやインパルスにより動きを引き出す必要はなく、矯正を必要としている。なお、メニスカス(線維性半月板)はクリック音を生じ、動きも鈍い。
③急性の痛みがある場合は、アジャストは行わず、身体治療(冷却、物療など)を行う。とくに、動かせる範囲で自動運動を行うようにする。
④いずれにしても、患者から「治す」という気持ちを引き出すことである。


1.視診と検査

・骨を観察する。→骨の末端や滑膜が厚くなる。

・柔らかい組織を観察する。→タップすると液体を感じる、筋肉を消耗する痙攣、腫れもの(遠心性の腫れはリンパ管の圧迫)。

・皮膚の色を観察する。→赤い、チアノーゼ、色素。

・痛みの場所を正確に把握する。→解剖学の部分。

・動きをテストする。→受動運動、能動運動、捻髪音、その後ジョイント・プレイ。

・力をテストする。→受動運動は測りを使って行う。
(0-5正常)。


2.問診と検査

・休んでいれば症状が和らぎますか?(メカニカル)。

・休んでいると痛みが増しますか?(器官の可能性あり)。

・動くと痛みますか?(メカニカル、例えばジョイント・プレイ)。

・その痛みは一測性のものですか?(メカニカル)。

・その痛みは両測性のものですか?(器官の可能性あり、全身または脊椎)。

・患者はある特定の部位に不快感を訴えていますか?(メカニカル)。

・患者は広域にわたって痛みを訴えていますか?(器官の可能性あり)。

・その痛みは刺すような鋭いものですか?(メカニカル)。

・その痛みは深く鈍いものですか?(器官の可能性あり)。

・患者の言うことを注意深く聞きましょう。診断のヒントをくれるかもしれません。

「引き裂かれるような痛みが走った」
→筋肉の損傷「ポンという音を感じた、または聞こえた」
→断裂(例えば骨が少しズレた、肉離れ)。

「動きにくい感じがする」
→関節の機能障害。

・主に痛みを訴えている部分、悪い部分から判断する臨床検査。
心臓の場合は肩、膝の場合は腰、足の場合は膝に問題があると考えられる。

・レントゲン写真→2方向から撮影で比較(伸ばした状態のものも)。

・特殊な検査→研究所での検査、体温トモグラフィー。

3.治癒

治癒に至る一連の流れを図21に示す。

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